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2021.07.09.

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【トーヨー養父バイオエネルギー】兵庫県立但馬農業高等学校と産学連携による共同実証のお知らせ

兵庫県立但馬農業高等学校と産学連携による共同実証のお知らせ

株式会社トーヨー養父バイオエネルギー(兵庫県養父市/代表取締役:岡田吉充)は、兵庫県立但馬農業高等学校(兵庫県養父市)と平成30年度に続き、2度目の産学連携による共同実証として野菜類の栽培試験をおこなう運びとなりましたのでお知らせいたします。

本格的な栽培試験は夏から始まりますが、準備として簡易的な栽培試験が5月からスタートしております。

試験栽培の様子

▲試験栽培の様子

本栽培試験は、1度目の共同実証時に他の先進地で提供いただいた「消化液※」で成果が出なかった水耕栽培における試験に改めて取り組みます。なお、今回は、兵庫県養父市の国家戦略特区において弊社が運営している「トーヨーバイオメタンガス発電所」から生成される「消化液」を提供いたします。

消化液が生成される「トーヨーバイオメタンス発電所」

▲消化液が生成される「トーヨーバイオメタンス発電所」

本栽培試験は但馬農業高校の学生が3年間の高校生活で学んできた知識を生かし、自分たちでテーマを決めて栽培試験をおこなうものです。取りまとめた研究データ等を後輩たちへ受け継ぐなど、より良い農業技術発展のため、弊社は但馬農業学校と継続的に連携しながら研究を進めていきたいと考えています。

今回、共同実証により地元の農業高校へ協力することで、日本の農業ひいては地元の農業発展に貢献するとともに、トーヨーグループとしても新規事業の創出および新技術の研究開発などの新しい価値を生み出せることが可能となります。
弊社は、国内各地での再生可能エネルギーへの取り組みに加えて、アグリ事業にも注力し、特区認定事業者として営農とバイオメタンを組み合わせた事業を開始するなど、アグリ事業の新たな形にも取り組んでおります。

※消化液・・・ 蓄ふんや食品残渣などを混ぜた有機物を発酵させ、メタンガスを取り出して、燃料にした際に生成される副産物。

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