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トーヨーホールディングスからのお知らせ

2020.11.17.

アグリ

【トーヨーホールディングス】室内水耕栽培における農業用AGV(無人搬送車)のAI実証試験を開始

株式会社トーヨーホールディングス(本社:東京都千代田区/代表取締役:岡田吉充)は、2019年に(地独)東京都立産業技術研究センターが公募した、「中小企業のIoT化支援事業」において、「室内水耕栽培におけるAI 生育状況管理システムの開発」が採択されました。

その中の研究開発テーマの一環として、埼玉県羽生市の羽生農場内のレタス生産エリアを自律走行する農業用AGV(無人搬送車)のAI実証試験を開始しました。

本試験は、施設園芸栽培、多段式栽培方式の狭いスペースでのAGVの基本性能評価(発信・停止・旋回等)や自立走行技術の評価(画像処理技術、位置情報制御の確認)・ノウハウの獲得が目的です。

農業の現場では、少子高齢化による労働力不足が深刻になっています。また、近年の施設園芸における課題として、熟練者へのノウハウ依存と多段式水耕栽培の物理的制約があげられます。

これらを解消するため、画像認識AIや自動航行AGVを活用し、植物の育成状況や病害発生の確認や判断を集中管理できるシステムの開発をおこない、将来的には社会実装し、商品化を目標としております。

今後はスマート農業を通じて日本の農業発展に貢献するとともに、新規事業の創出および新技術の研究開発などの新しい価値を図り、品質向上と省力化を目指します。

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